
パレスチナ・ガザ地区のアーティストDiaa al-Din MadiのAIアート作品販売とオンラインアートワークショップ
パレスチナ・ガザ地区在住のアーティスト、Diaa al-Din Madi(以下、Diaa君)のAIアート作品を販売し、その売上をもとに、ガザの子どもたちに向けたオンラインアートワークショップの開催を、カンボジアのデザイン企業ソーシャルコンパス様、弊社VIVITとともに模索しています。ガザの子どもたちに少しでも笑顔を届けるために、私たちができることをやっていきたいと思っております。作品は下部バナーのリンクから購入いただくことができます。
パレスチナ・ガザの子どもたちの現状

パレスチナ・ガザ地区は、2023年10月7日に発生したハマスによるイスラエルへの攻撃以降、深刻な人道危機に直面しています。空爆や地上作戦により、多数の民間人が犠牲となるだけではなく、異常なほどのインフレで、また、医薬品や食料、水の不足が深刻であり、寒さや雨による生活環境の悪化も懸念されています。
子どもたちも厳しい生活環境下に置かれています。しかし、そんな現状下でも、ガザ在住のアーティストDiaa氏から、ガザの子どもたちに対して、アニメーションやアートのワークショップを行えないかの打診が来ました。このようなガザの現状ですが、50名の子どもたちを集めれれると言っています。インターネットは繋げられ、画材も色鉛筆や紙は集められると言っています
ガザ在住アーティスト Diaa氏のご紹介

“天井のない監獄”とも呼ばれるパレスチナ・ガザ地区に生まれたアーティストDiaa El-Din Madi氏(20)。2023年10月以降、イスラエルとハマスによる衝突が強まり、激しい空爆から逃れる日々を送っています。支援をしようにも、ガザ内では銀行も止まっており、お金の送金はできません。そこでSocial Compassでは、暗号通貨で彼のアート作品『Trying to Achieve a dream/We fight for Escape』を購入しました。作品の現物はガザの混乱が終わったのち、いつか必ず現物を直接受け取る約束をしています。
支援につながるAI&NFTアートプロジェクト

SocialCompass、isVITでは、現状新しい作品を作ることができないDiaa氏と共に、AIを使ったコラボ作品作りも行いました。Diaa氏の監修の下、AI生成によるシリーズ作品を制作し、作品の売り上げをDiaa氏がガザから脱出する手助けを試みています。
Diaa氏も作品の売り上げの一部を、ガザ内の女性や子どもへの食糧支援に当てています。Social Compassは、戦火のアーティストと交流する形で、国際協力とアートの新しい形を模索しています。
オンラインワークショップの実績
Social Compass(ソーシャルコンパス)は、社会問題をアートやデザインで解決することを目的に、カンボジアで結成されたクリエイター集団です。
活動の拠点であるカンボジアでは、恵まれない地方の子どもたちだけでなく、医療系NGOジャパンハートが運営する小児病院で、がん治療中の子どもたちを対象に、定期的にアニメーション制作やアートのワークショップを実施しています。
また、ラオスでは毎年、国立ラオス美術大学でアニメーション教育の講義を行っています。ミャンマーでは、コロナ禍においてオンライン形式でアニメーション制作のワークショップを提供しました。 さらに、インドのスラム街の子どもたちやフィリピンのストリートチルドレン、ルワンダの地方学校でもアニメーション制作のワークショップを実施した経験があります。